葬式で弔辞をお願いされた際のマナー
弔辞とは
故人に贈るお別れの言葉を読むことです。
弔辞とは、告別式で故人と親しかった「友人・知人」が、故人に語りかけるように、故人の死を悼み、別れを告げることです。
弔辞
基本的には、故人と親しい間柄の方から2〜3人を遺族が選んでお願いをします。
その選ばれて依頼された人間が弔辞を朗読することになります。
もし親しい間柄である場合には弔辞を頼まれることもあるでしょう。葬儀での弔辞を遺族から依頼されたら、よほどの事がない限り断らないようにしましょう。
弔辞は遺族から依頼されるものであって、自分から申し出るものではありませんが、どうしても付き合いが深く奉読したい場合には、葬儀の前日までには遺族に相談してみましょう。その弔辞では何を述べるのかどう伝えたらいいのか考え所だと思います。
弔辞で大事なことは故人の長所を述べたり、故人の略歴や功績を述べたり、自分との関係や思い出を入れることを指します。
それには自分の気持ちをあまり強調しないようにすることを考えて、簡潔に2〜3分程度での内容にしましょう。
文章の中に繰り返す意味を含む言葉や、繰り返す意味などの忌み言葉は入れないようにしておくのが鉄則です。
忌み言葉とは
「葬式(葬儀・告別式)・通夜」などで「お悔やみの言葉・弔辞・弔電」を述べるときは、「忌み言葉」を避けるようにすることが最低限のマナーになります。これは礼儀である以上に常識です。
忌み言葉とは、不幸が続くことを連想させる言葉のことで、ご遺族に対する配慮から、「通夜・葬儀・告別式」では絶対に使ってはいけません。
忌み言葉の例
・重ね重ね
・たびたび
・またまた
・重々
・いよいよ
・再三
・再四
・ますます
・返す返すも
・次々
・追って
・再び
・続く
・なお
・浮かばれぬ
仏式葬儀での忌み言葉
・浮かばれない
・迷う
神式・キリスト教式葬儀での忌み言葉
・成仏してください
・供養
・冥福
・往生
これらの言葉は、仏式葬儀では忌み言葉にはなりませんが、他の宗教の場合は使わないのがマナーであり常識になります。
またキリスト教では「お悔やみ」「哀悼」といった言葉も使いませんので注意しましょう。
弔辞頼まれた場合の書き方とポイント
弔辞を書くための紙は、正式には巻紙か奉書紙に薄めの墨で書くもの一般的ですが、今日では便箋で白い封筒によるもので使用している人も多いようです。封筒を使う場合には、二重ではなく一重の封筒を用いるようにしましょう。
表面には弔辞か弔詞と書くようにします。弔辞は、葬儀で故人に対して語りかけるものですが、葬儀後は遺族が保管しておくものですので、そのまま弔辞を持ち帰らず、読み終えた後は封筒に戻しておき祭壇に正面を向かせて置くようにしましょう。
心が伝わるように、自分の言葉、文章で書くのが良いでしょう。
【弔辞分作成のポイント】
1.亡くなられた事への悲しみを述べる。
2.故人の業績を称え、人柄を振り返る。
3.遺族を励まし、今後の自身の協力の意向を述べる。
4.故人の冥福を祈り結びとする。
